浜名湖競艇場(ボートレース場)を攻略!水面・水質・風向き・コース形状・季節ごとの枠番別入着率・枠なり進入率・決まり手など各データを徹底解説!


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今回は浜名湖競艇場(ボートレース場)の特徴やデータ、傾向等を詳しく掘り下げてみていきます。

浜名湖のほとりに位置する浜名湖競艇場。

全国平均より格段に捲り差しが決まりやすい傾向があり、イン逃げの信頼度は少し低めになっています。

広大な水面で周囲には風を遮る建物などもないため風が強く吹くことが多く、その風も季節によって風向きを大きく変える特徴があります。

筋舟券が生まれにくい事もあり、予想難易度は高めの競艇場になりますが傾向や特徴を把握して予想精度の上昇の参考になればと思います。

浜名湖競艇場の基本情報

浜名湖競艇場の基本情報

所在地
静岡県湖西市新居町中之郷3727−7

公式サイト
ボートレース浜名湖-オフィシャルサイト

レース映像
BOAT RACE BB-浜名湖

開催時期
年間通して通常開催(月間約3~4開催)

モーター交換時期
4月

 

浜名湖競艇場の概要

浜名湖競艇場は全国的に見てもトップレベルな広々とした競争水面で、湖を使用した水面ですが水質は塩分濃度がやや高めの汽水で走りやすい特徴があります。

1コースの1着率は年間を通しても52.5%と全国平均並にあり、3連対率も79.3%と高い域。(2020/5/1~2021/4/30集計)

上記数値は関東地区の多摩川競艇場とほぼ同じで、走りやすい広いコースにクセの少ない水面と似ている部分が少なからずあるのも関係しているかもしれません。

公式マスコットキャラクターは「スワッキー」くん。

青い鳥っぽいがモチーフとなっており、名前はおそらく燕=スワロー(swallow)から取っているので燕ですかね?

マスコット的には他の競艇場のキャラクターと比べても平凡で、正直特筆する部分がほぼないです笑

浜名湖艇場の水面・特徴

コース形状

(引用:浜名湖ボートレースオフィシャルサイト-水面特性・進入コース別情報)

全体は綺麗な長方形に作られており、かなり大きく作られており、全体のコース幅は約170mとなっており、全国でもトップレベルの競争水面。

スタートラインでは幅59m、1ターンマークのバックストレッチ側は126mとかなり広めに作られており、全てのコースから全速旋回が可能なほどの幅を取っています。

そのためスピード戦になりやすく、決まり手「捲り差し」が全体の16.8%を占めるのは全国平均11.3%と比べても非常に高いといえます。

2ターンマークで側でも十分に距離を取っており、レース中盤で着順が入れ替わることも多くあり「抜き」の比率も高めです。

また、ピットから2ターンマークまで152.8mとかなり長めに作られていて、枠なり進入率はやや低めとなっています

水面・風の特徴

水質

浜名「湖」と湖内に作られているので淡水に思われますが、過去の災害の影響で外海と通じており、海寄りに建てられている競艇場のため、海水寄りの「汽水」となります。

汽水の中でも塩分濃度が高めで、モーターが捉えやすい柔らかな水質となっており選手からは乗りやすいとの評判です。

水質自体にはクセはすくなく無風状態であればかなり穏やかな水面となります。他の汽水の競艇場と同じ枠組みで考えるとまったく違う傾向となることになるため注意が必要ですね。

風の特徴

季節によって風向きが変わることが特徴のひとつで、夏は向かい風、冬は追い風が強く吹くという傾向があります。

付随して他の季節も挙げると、春は向かい風多めだが向きは変わりやすい、秋は冬より弱めだが追い風が多い傾向です。

前述のコース形状上、風の影響は受けやすい水面となっており季節によって強い傾向が出る特徴があります。

以下、簡単に風の影響をまとめたものです。

・追い風1~3mまでは行き足がつきやすくスローのインコースが有利

・追い風4m↑からは1マークで流れやすくなり、コース不問で差し有利(2.4コース)

・向かい風1~3mまではダッシュ勢が有利。浜名湖では特に4コースが好調。

・向かい風4m↑からは波乱の展開。センター・ダッシュが有利だが思わぬ展開にも。

かんたんにまとめると上記になります。

浜名湖競艇場では向かい風時は特に1コースの1着率が下がる傾向ですが、2、3着の連帯率は高くあるので、2,3着に1コースの舟券が狙い目となります。

浜名湖競艇場のデータ

コース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 52.7 19.4 9.1 5.4 6.9 6.3
2 15.0 26.4 17.0 17.3 14.4 9.6
3 13.7 19.5 19.7 18.0 16.8 12.0
4 12.5 13.8 23.2 18.4 16.6 15.1
5 6.1 14.9 19.7 23.0 19.3 16.8
6 1.0 7.1 12.6 18.7 26.3 34.0

(集計期間:2021/2/1~2021/4/30 単位:%)

1コース1着率52.7%は全国平均をやや下回る結果に。
3・4コースのセンター勢の一着率は合計26.2%と比較的高めで展開の鍵に。

 

コース別決まり手

コース 逃げ 捲り 差し 捲り差し 抜き 恵まれ
1 94.6 0.0 0.0 0.0 5.3 0.0
2 0.0 29.6 60.4 0.0 8.7 1.0
3 0.0 34.9 10.8 38.5 13.2 2.4
4 0.0 35.5 18.4 36.8 7.8 1.3
5 0.0 13.5 5.4 64.8 10.8 5.4
6 0.0 33.3 16.6 33.3 16.6 0.0

(集計期間:2021/2/1~2021/4/30 単位:%)

特に目立つのは5コースの捲り差し率
捲り・捲り差しの比率が高く、スタートや1マークで先手を取ると結果に結びつく傾向に

 

枠番別コース取得率

コース 1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース
1 99.1 0.6 0.0 0.1 0.0 0.0
2 1.1 92.9 4.9 0.6 0.1 0.1
3 0.0 2.6 90.0 5.7 1.1 0.4
4 0.0 0.8 3.1 80.4 6.0 9.5
5 0.0 2.1 0.4 10.9 71.3 15.0
6 0.1 1.1 1.6 2.2 21.6 73.1

(集計期間:2021/1/1~2021/3/31 単位:%)

・全国的に見ても枠なり進入率はやや低め。レース前展示は要確認。

 

春季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 51.8 18.1 10.5 6.6 6.1 6.6
2 14.1 26.3 19.7 15.6 14.0 10.0
3 13.1 18.6 20.5 18.4 16.1 13.1
4 13.4 19.0 18.1 20.0 17.5 11.7
5 6.7 12.5 18.8 20.5 22.7 18.5
6 2.2 6.6 13.6 20.0 23.2 34.0

(集計期間:2020/03/01~2020/05/31 単位:%)

・春季は1コースの風の影響か1コースの1着率が低め。
・カド位置の4コースは成績が良く、センター勢が主導権を握る展開が多いのが伺える。

 

夏季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 50.9 19.6 7.6 5.8 7.6 8.2
2 15.7 23.9 18.6 16.1 10.8 14.6
3 13.0 17.3 21.6 18.5 17.0 12.2
4 11.8 18.1 17.7 20.5 18.1 13.5
5 7.1 16.4 20.0 21.1 19.1 16.0
6 2.4 5.7 15.7 19.1 27.3 29.5

(集計期間:2020/06/01~2020/08/31 単位:%)

夏季も引き続き向かい風が多く、1コースの1着率は低い。
ダッシュ勢4・5・6コースの成績が上昇傾向でここでも風の影響が顕著に現れている印象。

 

秋季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 55.3 17.6 9.2 5.5 7.6 4.4
2 14.2 21.6 18.9 15.8 17.7 11.5
3 15.2 22.8 17.6 18.3 15.4 10.4
4 10.2 18.8 21.5 20.6 14.6 14.0
5 5.0 15.6 19.4 23.1 17.9 18.8
6 1.5 5.2 15.1 17.6 26.1 34.3

(集計期間:2020/09/01~2020/11/30 単位:%)

・秋季に入ると追い風が多くなり、インコースの成績は高まる。
・イン逃げ率は年間通して最も高い時期。

冬季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 54.7 17.7 9.5 7.9 5.6 4.2
2 15.5 27.5 15.8 14.4 14.4 12.1
3 13.4 22.5 19.7 18.3 15.9 9.8
4 10.1 16.6 22.9 21.3 14.1 14.7
5 6.3 11.7 19.7 20.3 25.5 16.2
6 1.6 5.1 13.4 18.2 23.9 37.5

(集計期間:2020/12/01~2021/02/28 単位:%)

冬季も秋季から引き続きインコースが中心。

 

まとめ

今回は特徴やデータを基に掘り下げて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

まとめると浜名湖競艇場は、

・水質にクセが無く非常に走りやすいコースだが、その反面風の影響は強い。

・季節によって風向きが変わり、時期傾向が強く現れる。

・捲り差し傾向がやや高く、センター勢やダッシュ勢が展開を握りやすい。

他の競艇場と比べると、全体的に傾向が偏りやすいのが浜名湖競艇場の特徴です。
結果の偏りには特に風が関係している様で、当日の風や時期的な偏りについては要確認かなと思います。
有り難い事に、浜名湖競艇場オフィシャルサイトでは「オリジナル展示データ」や「モーターランキング」、前検タイムランキングなど様々な直前データを掲載してくれているので、レース前や節前はチェックしておいたほうがいいですね。

浜名湖競艇場に関しては以上となりますが、他の競艇場についてもまとめているため良ければご覧になってみてください。

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競艇場名 水質 風の強さ 各競艇場の主な特徴
桐生 淡水 普通 冬~春は「赤城おろし」が吹き水面が荒れやすい
夏場は穏やかな水面でまくりが決まりやすい。
戸田 淡水 弱い 面は年中を通して穏やかだが、コース形式上3コースやカドが有利1号艇の一着率は全国でワーストの所謂「まくり水面」
江戸川 汽水 強い 強い河口付近に設営されているため全国屈指の難水面
干満差や風の影響も受けやすく玄人向け
平和島 海水 強い スタンドと1マークまでの幅が狭く1号艇の1着率は最低クラスに低い潮の満ち引きや強いビル風が吹くなど荒れ要素
多摩川 淡水 普通 「日本一の静水面」といわれており非常に穏やかな水面。
どの艇が勝ってもおかしくないデータになっており時折高配当も
浜名湖 汽水 強い 全国最大級の水面面積。季節によって風向きが激しく変化する特徴。買い方には工夫は必要で配当は全国的にみても平均辺り
蒲郡 汽水 普通 1マークのバック側が全国一番広く、豪快なターンや展開が見もの。クセは少ないため実力差は強く出る傾向で、配当は平均的
常滑 海水 強い 向かい風方向から強い風が吹くことが多く、フライング率が高い。2マークでの逆転も多々あり、中穴配当も出やすい印象
汽水 強い 水面自体は特徴がなく走りやすい形状だが、夏場は季節風、冬場は鈴鹿山脈からの吹き下ろしと強風時には超高配当も。
三国 淡水 強い 一年を通してスタート地点に強めの追い風が吹く。
そのため、インが主導権を握る傾向が強いが配当は平均的。
びわこ 淡水 普通 標高が高く気圧が低い影響でダッシュ勢の活躍が目立つ。春~夏は沖から強い風が吹くこともあり、荒れる要素に。住之江淡水弱い
住之江 淡水 弱い 基本はイン有利の水面だが、2マーク付近では強烈な波が発生することが有り、ここでの逆転もしばしば。
尼崎 淡水 普通 多摩川と並んで非常に穏やかな静水面。
追い風が吹きやすいこともありイン有利な傾向で堅い決着が多い
児島 海水 普通 干満差の影響を大きく受けるコースで、満潮時にはイン有利、干潮時にはまくりが決まりやすい傾向。椛島アナの実況が熱い
丸亀 海水 強い 年中風が吹きやすい競艇場、向かい風時にはセンター勢が好成績!
宮島 海水 普通 干満差が激しく、スタートの難所と言われるほど。走りなれた選手が結果を残す事が多く、当地勝率には注目。徳山海水普通
徳山 海水 普通 1号艇の一着率が非常に高く、インコース全体の入着率も高いため固い決着が多い。その分買い方の難易度は高め
下関 海水 普通 基本的にはインが有利な水面。
しかし横風が強く吹く事が多々あり、高配当が飛び出る場面も。
鳴門 海水 普通 防波堤の影響で潮の流れは穏やか。どのコースからも勝負になり、豪快なまくりが決まる場面も多々
若松 海水 強い 干満差は少ないが、多方面から強い風が吹くことが多いため2マークでの逆転がよく起こり、中穴配当がよく飛び出す印象。
芦屋 淡水 強い 風も追い風方向に吹くことが多く、水面も穏やかで全国屈指のイン勝率を誇る。インの信頼度が高い為、人気の選手が飛ぶと思わぬ高配当も。
福岡 汽水 強い 1マークに発生するうねりの影響が顕著に現れ、ダッシュの助走距離も短いコースのため捲り型の選手に厳しい水面で差しの上手な選手が狙い目。
唐津 淡水 強い 風が強く吹くことが多い競艇場で、風向きも変わりやすく午前と午後とで別物になることもしばしば。中穴配当が出やすい印象。大村海水普通
大村 海水 普通 インの勝率が全国で1番といっていいほど高く、堅い決着になりやすい。
番組の構成で荒れる要素は含むが、基本はイン信頼。