津競艇場(ボートレース場)を攻略!水面・水質・風向き・鈴鹿おろし・コース形状・ナイター・季節ごとの枠番別入着率・枠なり進入率・決まり手など各データを徹底解説!


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今回は津競艇場の特徴やデータ、傾向等を詳しく掘り下げてみていきます。

東海地方、三重県にある競艇場で全国的にみてもインが強い競艇場になります。

それは津競艇場の水質や季節風により追い風の吹く日が多いからなのですが、次項から詳しく説明していきますね。

津競艇場の基本情報

津競艇場の基本情報

所在地
三重県津市藤方637

公式サイト
ボートレース津-オフィシャルサイト

me.jp/レース映像
ボートレース津-オフィシャルサイト-レースライブ&リプレイ

開催時期
年間通して通常開催(月間約3開催)

モーター交換時期
9月

 

津競艇場の概要

公式マスコットキャラクターは「ツッキー」

三重県の津市、伊勢湾の隣接して建てられているのが津競艇場です。

鈴鹿山脈から吹き下ろす風や、隣接した伊勢湾から吹き込む風など季節によって風向き・風量が大きく変わる特徴があります。

1コースの1着率は年間を通しても59.7%と全国的にみても上位の結果。(2020/5/1~2021/4/30集計)

1コース・2コースの合計一着率が73.7%と高い数値を有しており、非常にインが強いといえます。

公式マスコットキャラクターは「ツッキー」。

奥さんは「ツッピー」、男の子は「ツックン」、女の子は「ツーコ」と4人家族のキャラクター。

見たまんま恐竜がモチーフとなっていますが、これは三重県が恐竜の化石がよく発掘されるからだそうですが真偽は不明。

名前も「津」競艇場だからツッキーですかね。デザイン的にも少し古めかしく、やっつけ仕事な感は否めませんが、家族で楽しめる競艇場みたいな雰囲気を醸し出している気がして個人的には好き。

津艇場の水面・特徴

コース形状

津艇場の水面・特徴

(引用:ボートレース公式サイト-ボートレース場-津ボートレース場)

長方形に整った形状で、1ターンマーク奥行きは100mと全国で二番目の広さを誇ります。

バックストレッチ側も110mと十分な距離を取っており、インコースの不利となる要素は少なく、コース形状からもインが優勢な事がわかります。

特徴的な部分は出走ピットの位置で、スタンドの岸側から出ていく形で距離は150m。

他の競艇場では水面図「危険信号灯・航走指示灯」辺りから出ていくのに対して、津競艇場ではやや斜めに走っていく形となっています。

水面・風の特徴

水質

伊勢湾横に建てられていますが、淡水のプール型水面です。

海に面していることからか、海水が混入するようで津競艇場の公式ウェブサイトでは「水質は淡水ですが、海のそばにあるため半海水に近いです。」と表記されています。

プール型の水面ということで干満差の影響を受けないため、水位も変わりません。

風の特徴

他の東海地方の競艇場同様、伊勢湾から海風(主に追い風)が吹き込みます。

また鈴鹿山脈から吹き下ろす季節風(主に向かい風)も発生することから季節や時期によって風向きが変わる傾向があります。

立地条件的にも風の影響を受けやすい場所に建てられているため、強風が吹くと水面コンディションが急激に悪化し、風次第ではありますが荒れやすい特徴です。

以下、簡単に風の影響をまとめたものです。

・追い風1~3mまでは行き足がつきやすくスローのインコースが有利

・追い風4m↑からは1マークで流れやすくなり、コース不問で差し有利(2.4コース)

・向かい風1~3mまではダッシュ勢が有利。浜名湖では特に4コースが好調。

・向かい風4m↑からは波乱の展開。センター・ダッシュが有利だが思わぬ展開にも。

 

水面が風の影響を強く受ける条件のため、レース前の風向き・風速は確認して予想に臨みたいですね

コース別入着率(直近3ヶ月のデータ)

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 60.0 16.8 6.9 6.0 5.6 4.4
2 14.0 29.9 15.4 16.1 12.7 11.7
3 12.8 19.6 19.4 21.1 14.5 12.2
4 7.1 17.4 24.6 18.5 18.9 13.2
5 3.6 11.4 22.9 20.1 22.7 19.1
6 3.2 5.8 12.1 19.6 25.1 33.9

(集計期間:2021/2/1~2021/4/30 単位:%)

1コース1着率60.0%は全国的に見ても非常に高い数値。
・2コース以降もインコースから順に1着率は下がっていき、インコース有利な事がわかります。
・但し6コース勝率は3.2%と全国的に見ても高く、特大万舟の立役者となっている様です。

 

コース別決まり手

コース 逃げ 捲り 差し 捲り差し 抜き 恵まれ
1 95.8 0.0 0.0 0.0 4.1 0.0
2 0.0 22.3 64.1 0.0 10.4 2.9
3 0.0 31.1 14.7 42.6 9.8 1.6
4 0.0 38.2 23.5 35.2 2.9 0.0
5 0.0 11.7 5.8 64.7 17.6 0.0
6 0.0 13.3 26.6 40.0 20.0 0.0

(集計期間:2021/2/1~2021/4/30 単位:%)

・差し比率が高いと言われる事が多いが、数値で見ると特別高いわけではなく多彩な決まり手。

 

枠番別コース取得率

コース 1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース
1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
2 0.2 97.4 1.8 0.2 0.2 0.0
3 0.0 0.6 96.2 2.5 0.6 0.0
4 0.0 0.0 1.0 92.6 3.3 2.9
5 0.0 1.0 0.2 3.9 90.6 4.1
6 0.0 1.2 0.6 1.4 5.2 91.4

(集計期間:2021/1/1~2021/3/31 単位:%)

・枠なり進入率も高く、アウトコースで入れ替わりはあるが、インコースに割って入られることは少ない。

 

春季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 61.0 16.9 7.2 5.9 4.9 3.8
2 15.4 27.6 18.6 15.4 12.8 9.9
3 11.7 19.4 23.4 17.7 15.1 12.4
4 6.4 20.8 24.0 17.8 14.2 16.5
5 4.6 11.5 16.1 21.3 28.0 18.1
6 2.1 5.1 11.5 22.7 25.0 33.2

(集計期間:2020/03/01~2020/05/31 単位:%)

インコースの成績が優秀ですが、3着にはどのコースでもチャンス有り。

 

夏季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 58.3 18.0 9.2 4.9 4.9 4.4
2 16.5 27.5 18.8 14.9 11.7 10.3
3 12.2 19.8 21.8 19.5 14.2 12.2
4 8.8 17.7 25.2 19.5 16.0 12.5
5 3.5 12.7 17.9 20.8 26.0 18.9
6 2.0 5.5 8.5 21.3 26.8 35.6

(集計期間:2020/06/01~2020/08/31 単位:%)

夏季は2・3コースの成績が上昇。
夏は伊勢湾からの季節風として強い追い風が吹く傾向があり、その影響といえます。

 

秋季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 61.6 15.6 7.1 5.4 5.8 4.1
2 12.8 31.0 17.6 14.1 13.0 11.2
3 12.0 20.6 24.3 17.3 16.8 8.7
4 7.2 18.9 22.0 19.6 17.4 14.7
5 5.8 9.3 18.0 23.3 20.9 22.4
6 0.9 4.9 11.6 20.8 26.5 35.0

(集計期間:2020/09/01~2020/11/30 単位:%)

・秋季に入るとインコースの勝率は回復し、1着率入着率共に優秀な数値。

冬季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 62.7 13.9 6.3 6.3 6.1 4.6
2 12.7 28.7 17.5 16.8 13.0 11.0
3 10.3 17.9 22.4 19.8 16.6 12.7
4 10.1 18.2 21.4 17.7 17.9 14.4
5 4.4 15.3 19.3 20.1 21.9 18.8
6 1.1 7.2 14.3 20.1 24.2 32.7

(集計期間:2020/12/01~2021/02/28 単位:%)

・1コースの1着率は大きく下がっているわけではないが、センター・ダッシュ勢の成績が好調
鈴鹿おろしの影響が出ていることが伺えます。

まとめ

今回は特徴やデータを基に掘り下げて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

まとめると津競艇場は、

・淡水のプール型で、風の影響は非常に受けやすい水面!

・基本はインコース有利!

・風の影響がレースを左右、特に気をつけたい!

全国でもトップクラスに1コースの1着率を誇る水面となっていますが、風の影響を受けやすい構造や条件となっています。
硬い決着が比較的多い津競艇場ではありますが、水面コンディションが悪化すると特大万舟が飛び出すなんてことも…
津競艇場の公式サイトも充実した情報量を誇りますので、予想をする際は参考にすると良いでしょう。
常滑競艇場に関しては以上となりますが、他の競艇場についてもまとめているため良ければご覧になってみてください。

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競艇場名 水質 風の強さ 各競艇場の主な特徴
桐生 淡水 普通 冬~春は「赤城おろし」が吹き水面が荒れやすい
夏場は穏やかな水面でまくりが決まりやすい。
戸田 淡水 弱い 面は年中を通して穏やかだが、コース形式上3コースやカドが有利1号艇の一着率は全国でワーストの所謂「まくり水面」
江戸川 汽水 強い 強い河口付近に設営されているため全国屈指の難水面
干満差や風の影響も受けやすく玄人向け
平和島 海水 強い スタンドと1マークまでの幅が狭く1号艇の1着率は最低クラスに低い潮の満ち引きや強いビル風が吹くなど荒れ要素
多摩川 淡水 普通 「日本一の静水面」といわれており非常に穏やかな水面。
どの艇が勝ってもおかしくないデータになっており時折高配当も
浜名湖 汽水 強い 全国最大級の水面面積。季節によって風向きが激しく変化する特徴。買い方には工夫は必要で配当は全国的にみても平均辺り
蒲郡 汽水 普通 1マークのバック側が全国一番広く、豪快なターンや展開が見もの。クセは少ないため実力差は強く出る傾向で、配当は平均的
常滑 海水 強い 向かい風方向から強い風が吹くことが多く、フライング率が高い。2マークでの逆転も多々あり、中穴配当も出やすい印象
汽水 強い 水面自体は特徴がなく走りやすい形状だが、夏場は季節風、冬場は鈴鹿山脈からの吹き下ろしと強風時には超高配当も。
三国 淡水 強い 一年を通してスタート地点に強めの追い風が吹く。
そのため、インが主導権を握る傾向が強いが配当は平均的。
びわこ 淡水 普通 標高が高く気圧が低い影響でダッシュ勢の活躍が目立つ。春~夏は沖から強い風が吹くこともあり、荒れる要素に。住之江淡水弱い
住之江 淡水 弱い 基本はイン有利の水面だが、2マーク付近では強烈な波が発生することが有り、ここでの逆転もしばしば。
尼崎 淡水 普通 多摩川と並んで非常に穏やかな静水面。
追い風が吹きやすいこともありイン有利な傾向で堅い決着が多い
児島 海水 普通 干満差の影響を大きく受けるコースで、満潮時にはイン有利、干潮時にはまくりが決まりやすい傾向。椛島アナの実況が熱い
丸亀 海水 強い 年中風が吹きやすい競艇場、向かい風時にはセンター勢が好成績!
宮島 海水 普通 干満差が激しく、スタートの難所と言われるほど。走りなれた選手が結果を残す事が多く、当地勝率には注目。徳山海水普通
徳山 海水 普通 1号艇の一着率が非常に高く、インコース全体の入着率も高いため固い決着が多い。その分買い方の難易度は高め
下関 海水 普通 基本的にはインが有利な水面。
しかし横風が強く吹く事が多々あり、高配当が飛び出る場面も。
鳴門 海水 普通 防波堤の影響で潮の流れは穏やか。どのコースからも勝負になり、豪快なまくりが決まる場面も多々
若松 海水 強い 干満差は少ないが、多方面から強い風が吹くことが多いため2マークでの逆転がよく起こり、中穴配当がよく飛び出す印象。
芦屋 淡水 強い 風も追い風方向に吹くことが多く、水面も穏やかで全国屈指のイン勝率を誇る。インの信頼度が高い為、人気の選手が飛ぶと思わぬ高配当も。
福岡 汽水 強い 1マークに発生するうねりの影響が顕著に現れ、ダッシュの助走距離も短いコースのため捲り型の選手に厳しい水面で差しの上手な選手が狙い目。
唐津 淡水 強い 風が強く吹くことが多い競艇場で、風向きも変わりやすく午前と午後とで別物になることもしばしば。中穴配当が出やすい印象。大村海水普通
大村 海水 普通 インの勝率が全国で1番といっていいほど高く、堅い決着になりやすい。
番組の構成で荒れる要素は含むが、基本はイン信頼。