下関競艇場(ボートレース場)を攻略!水面・水質・風・コース形状・特徴・季節ごとの枠番別入着率・枠なり進入率・万舟率・決まり手など各データを徹底解析!


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今回は下関競艇場の特徴やデータ、傾向について詳しく掘り下げて解説していきます。

山口県の下関市にある競艇場で、2017年の4月から全国で6つ目のナイター開催場となりました。
他のナイター競艇場より高い位置に照明を設置し、「1番明るいナイター」と呼ばれます。

次項から下関競艇場の特徴について解説していきます。

下関競艇場の基本情報

下関競艇場の基本情報

所在地
山口県下関市長府松小田東町1−1

公式サイト
ボートレース下関-オフィシャルサイト

レース映像
ボートレース下関-オフィシャルサイト-レース&リプレイ

開催時期
ナイター開催

モーター交換時期
2月

 

下関競艇場の概要

下関競艇場公式マスコット「シーボー」くんとガールフレンドの「シーモ」ちゃん。

山口県下関市にあるボートレース場で、本州の最西端に位置する瀬戸内海上にある競艇場です。

2017年4月1日からは全国で6番目のナイター開催場として「海響ドリームナイター」の愛称で開催れています。

比較的1コースが強い水面で、1コース1着率は60.9%。入着率は85.6%ととても高い数値となっています(2020/5/1~2021/4/30集計)

マスコットキャラクターは海賊をモチーフとした「シーボー」くんとガールフレンドの「シーモ」ちゃん。

ボートレースのマスコットにしては珍しい人間型のキャラクターで、「海賊と呼ばれた男」という書籍で有名な出光佐三のゆかりの地から取られた説もあるが真偽は不明。

細かな設定等は調べたけど出てきませんでしたが、少し昭和感があるものの愛らしいキャラクターです。

下関競艇場の水面・特徴

コース形状

下関競艇場の水面・特徴

(引用:ボートレース下関オフィシャルサイト-水面特性)

綺麗な長方形に象られた水面で、スタート地点コース幅50m→第1ターンマーク43mと振り幅は7mと狭め。
対岸はコース幅91mと広めに作られているため、全速旋回をするには十分な距離を取っています。

2ターンマークを見ると、ピットから第2ターンマークまで173mと長く設けられており、インの選手も十分な助走距離を取れるため1コース1着率が高めとなっています。

その反面、ピットから十分な距離を取っているため進入隊列は乱れやすく、前付け艇がいると波乱展開にもなり得るためスタート展示での隊列確認は必須といえます。

水面・風の特徴

水質

徳山・児島・宮島・丸亀競艇場と同じく、瀬戸内海を利用した競争水面で水質は勿論海水です。

瀬戸内海を利用した他の競艇場と違う点は、コンクリートで護岸されたプール型の競争水面となっており、干満差の影響を受けにくいため穏やかな水面になりやすくあります。

しかしながら、大潮の日の満潮時には穏やかな水面といえど、風コンディション等の影響を受けやすくなるため潮汐(大潮・中潮・小潮)については注意が必要です。

風の特徴

瀬戸内海に面した競艇場では共通していますが、無風状態になることはほとんどありません。
下関競艇場もそれに当たり、年間を通して風が吹きやすい競艇場になります。

特に夏場はバック側からの左横風冬場はスタンド側からの右横風となり、選手にとっては非常に厄介な風となっています。
この横風はスタート地点では微妙に変化することがあり、追い風になると思わぬ勇み足にもつながるため、この微妙な風を読み切った選手が好成績を残します。

また、下関競艇場では風量が強くなると1コースの信頼度が急激に下る傾向があります。
以下のデータを見ると一目瞭然なので参考にしてみてください。

下関競艇場の風の特徴追い風

下関競艇場の風の特徴向かい風

下関競艇場の風の特徴追い風4M~6M

下関競艇場の風が向かい風4M~6M
(下関競艇場オフィシャルサイト-徹底攻略ブックより引用)

 

コース別入着率(直近3ヶ月のデータ)

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 61.1 19.9 7.4 5.1 3.2 3.0
2 12.6 29.0 20.3 15.2 10.5 12.1
3 9.9 22.6 19.5 19.1 15.5 13.2
4 9.3 14.7 21.3 19.9 18.7 15.9
5 5.6 10.5 17.7 20.5 24.0 21.4
6 2.6 4.4 14.8 21.0 27.8 29.0

.(集計期間:2021/3/1~2021/5/31 単位:%)

1コース1着率61.1%と全国的に見ても高めの成績
・2・3コース成績も良く、インコースが主導権

 

コース別決まり手

コース 逃げ 捲り 差し 捲り差し 抜き 恵まれ
1 96.5 0.0 0.0 0.0 3.4 0.0
2 0.0 12.9 72.2 0.0 12.9 1.8
3 0.0 28.5 11.9 47.6 11.9 0.0
4 0.0 42.5 20.0 30.0 7.5 0.0
5 0.0 20.8 8.3 58.3 4.1 8.3
6 0.0 27.2 0.0 45.4 27.2 0.0

(集計期間:2021/2/1~2021/4/30 単位:%)

・助走をたっぷり取ったまくりを筆頭に、展開を突く捲り差しと多彩な決まり手。
・風の影響で展開は変化。様々な展開は考えたい。

枠番別コース取得率

コース 1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース
1 98.8 0.4 0.2 0.4 0.0 0.0
2 0.0 88.6 8.7 1.3 0.2 0.9
3 0.6 3.0 84.2 7.4 3.4 1.1
4 0.0 1.6 3.4 80.0 11.6 3.2
5 0.2 3.2 1.3 6.7 74.3 14.1
6 0.2 3.0 2.0 4.1 10.4 80.0

(集計期間:2021/1/1~2021/3/31 単位:%)

・他場と比べても進入隊列はとても乱れやすい数値といえます。

 

春季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 61.1 19.9 7.4 5.1 3.2 3.0
2 12.6 29.0 20.3 15.2 10.5 12.1
3 9.9 22.6 19.5 19.1 15.5 13.2
4 9.3 14.7 21.3 19.9 18.7 15.9
5 5.6 10.5 17.7 20.5 24.0 21.4
6 2.6 4.4 14.8 21.0 27.8 29.0

(集計期間:2020/03/01~2020/05/31 単位:%)

1コース入着率が88.4%と舟券に絡まない確率は1割程度
春季は穏やかな向かい風傾向だがインコースが主導権

夏季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 62.0 15.1 8.7 5.5 5.0 3.5
2 11.7 26.4 18.2 15.9 15.7 11.8
3 9.6 22.6 21.4 15.8 18.7 11.6
4 11.8 17.9 18.9 20.2 15.5 15.4
5 4.5 12.9 20.1 23.3 20.3 18.7
6 1.0 5.7 13.4 19.8 25.0 34.8

(集計期間:2020/06/01~2020/08/31 単位:%)

夏季は4コースの成績が上昇
通常、夏季はインコースの成績は落ちる傾向だが下関では変わらずの主導権

 

秋季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 59.1 19.7 7.6 4.7 5.6 3.1
2 13.6 25.0 20.3 17.6 13.8 9.5
3 9.5 22.3 18.8 15.0 16.8 17.2
4 10.2 18.7 21.1 19.5 17.8 12.4
5 6.6 9.8 18.3 23.2 23.8 18.0
6 1.8 5.1 14.6 20.7 22.2 35.3

(集計期間:2020/09/01~2020/11/30 単位:%)

・秋季はやや1コースが成績を落とすが、入着率は変わらず。
・風傾向も出にくい秋季なので参考程度に。

冬季のコース別入着率

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 63.2 13.7 9.0 6.3 3.7 3.9
2 11.4 27.6 18.4 16.7 14.6 11.0
3 10.6 24.0 19.7 18.7 14.9 11.7
4 9.0 17.4 23.4 18.0 17.6 14.2
5 4.9 11.5 16.3 21.5 24.4 21.1
6 1.3 6.5 14.0 20.0 24.6 33.2

(集計期間:2020/12/01~2021/02/28 単位:%)

・冬季は追い風・横風傾向でインコースが最も強い時期。
・1着率はインコースが優勢だが、4・5のアウトコースも舟券内には十分。

配当データ

~999円 22.2%
1,000円~1,999円 25.4%
2,000円~2,999円 12.2%
3,000円~4,999円 12.3%
5,000円~9,999円 12.1%
10,000円~9,9999円 15.2%
100,000円~ 0.6%

まとめ

今回は特徴やデータを基に掘り下げて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

まとめると下関競艇場は、

・全国的にみてもインが非常に強い水面!

・進入隊列は乱れやすく、スタート展示の確認は必須!

・配当は固めだが、中穴以降は平たく分布!

瀬戸内海に面した競艇場は比較的インコースが優勢な水面が多く、下関競艇場もインコースが主導権を握ります。
スタートが難しい競艇場で、風向き次第では波乱の展開や配当になるため風コンディションは現地にいれば話は別ですが、字面だけではなく映像を見て判断スべきかと思います。
今回は下関競艇場に関しては見ていきましたが、他の競艇場についてもまとめているため良ければご覧になってみてください。

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競艇場名 水質 風の強さ 各競艇場の主な特徴
桐生 淡水 普通 冬~春は「赤城おろし」が吹き水面が荒れやすい
夏場は穏やかな水面でまくりが決まりやすい。
戸田 淡水 弱い 面は年中を通して穏やかだが、コース形式上3コースやカドが有利1号艇の一着率は全国でワーストの所謂「まくり水面」
江戸川 汽水 強い 強い河口付近に設営されているため全国屈指の難水面
干満差や風の影響も受けやすく玄人向け
平和島 海水 強い スタンドと1マークまでの幅が狭く1号艇の1着率は最低クラスに低い潮の満ち引きや強いビル風が吹くなど荒れ要素
多摩川 淡水 普通 「日本一の静水面」といわれており非常に穏やかな水面。
どの艇が勝ってもおかしくないデータになっており時折高配当も
浜名湖 汽水 強い 全国最大級の水面面積。季節によって風向きが激しく変化する特徴。買い方には工夫は必要で配当は全国的にみても平均辺り
蒲郡 汽水 普通 1マークのバック側が全国一番広く、豪快なターンや展開が見もの。クセは少ないため実力差は強く出る傾向で、配当は平均的
常滑 海水 強い 向かい風方向から強い風が吹くことが多く、フライング率が高い。2マークでの逆転も多々あり、中穴配当も出やすい印象
汽水 強い 水面自体は特徴がなく走りやすい形状だが、夏場は季節風、冬場は鈴鹿山脈からの吹き下ろしと強風時には超高配当も。
三国 淡水 強い 一年を通してスタート地点に強めの追い風が吹く。
そのため、インが主導権を握る傾向が強いが配当は平均的。
びわこ 淡水 普通 標高が高く気圧が低い影響でダッシュ勢の活躍が目立つ。春~夏は沖から強い風が吹くこともあり、荒れる要素に。住之江淡水弱い
住之江 淡水 弱い 基本はイン有利の水面だが、2マーク付近では強烈な波が発生することが有り、ここでの逆転もしばしば。
尼崎 淡水 普通 多摩川と並んで非常に穏やかな静水面。
追い風が吹きやすいこともありイン有利な傾向で堅い決着が多い
児島 海水 普通 干満差の影響を大きく受けるコースで、満潮時にはイン有利、干潮時にはまくりが決まりやすい傾向。椛島アナの実況が熱い
丸亀 海水 強い 年中風が吹きやすい競艇場、向かい風時にはセンター勢が好成績!
宮島 海水 普通 干満差が激しく、スタートの難所と言われるほど。走りなれた選手が結果を残す事が多く、当地勝率には注目。徳山海水普通
徳山 海水 普通 1号艇の一着率が非常に高く、インコース全体の入着率も高いため固い決着が多い。その分買い方の難易度は高め
下関 海水 普通 基本的にはインが有利な水面。
しかし横風が強く吹く事が多々あり、高配当が飛び出る場面も。
鳴門 海水 普通 防波堤の影響で潮の流れは穏やか。どのコースからも勝負になり、豪快なまくりが決まる場面も多々
若松 海水 強い 干満差は少ないが、多方面から強い風が吹くことが多いため2マークでの逆転がよく起こり、中穴配当がよく飛び出す印象。
芦屋 淡水 強い 風も追い風方向に吹くことが多く、水面も穏やかで全国屈指のイン勝率を誇る。インの信頼度が高い為、人気の選手が飛ぶと思わぬ高配当も。
福岡 汽水 強い 1マークに発生するうねりの影響が顕著に現れ、ダッシュの助走距離も短いコースのため捲り型の選手に厳しい水面で差しの上手な選手が狙い目。
唐津 淡水 強い 風が強く吹くことが多い競艇場で、風向きも変わりやすく午前と午後とで別物になることもしばしば。中穴配当が出やすい印象。大村海水普通
大村 海水 普通 インの勝率が全国で1番といっていいほど高く、堅い決着になりやすい。
番組の構成で荒れる要素は含むが、基本はイン信頼。