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今回は、競艇(ボートレース)の舟券を予想する上で参考になる要素を一つ一つ解説していきたいと思います。また、それぞれの情報を集めた後どのように舟券の組み立てていくのかを具体的にご紹介しますので、ぜひご覧になってください。
予想をする上で調べて良い情報について
まずは、ボートレースの予想をする上でどのような情報を調べておくと良いかを解説して行きます。必ず情報通りにレースが運ぶわけではないので100%的中させるのは至難の技ですが、下記の情報を調べておくことで少しでも勝率が上がってくることは間違いないので、楽しい競艇ライフの為にもできるだけ情報を集めて勝負に臨みましょう。
機力の見方について
まずはとても重要な機力についてです。機力とは主にモーターの強さのことをいう事が多いですが、他にもプロペラとの相性やボート本体も関係してきます。2012年4月から持ちペラ制が廃止され、モーターと種類の違うメーカーのプロペラが2枚支給されるように変更になりました。持ちペラ制の時は各選手が状況や得意不得意に合わせたプロペラを製作しておいてモーター整備は自身のプロペラに合わせる程度の選手もいましたが、現在では各選手が自分の乗り方・得意な戦略や天候に合わせたモーター整備とプロペラの調整をレース期間中に行うことが必要になりました。モーター本体の素性や整備力の重要さは言わずもがなですが、そのモーターや状況に合わせたプロペラ調整の腕も重要になってきます。しかしながら、実際に選手がどんな調整を行なっているかは我々にはわからないので、レース前に出てくる選手のコメントや展示航走(周回展示)を見ながらどのような足に仕上がっているのかを判断します。
出足
出足というのは、レバーを握ってからの初速を意味します。出足が良いと初速が乗りやすいのでピット離れが良くなったり、レバーを落として差しに構えた後に差し切れるかどうかを考える際に参考にします。逆に出足が悪いとピット離れで遅れてしまったり、スタートした際にスピードに乗るのが遅い為に外にいる艇にまくられてしまう可能性があります。特に出足が重要になるのはスロースタートになる艇で一般的なスロー3艇ダッシュ3艇の形だと1〜3コースになります。スロースタートの艇は助走距離が短くレバーを握るタイミングもダッシュの程より後になるので、出足が悪いとスピードに乗る前にまくられてしまうからです。
伸び足
伸び足は最高速のことで、主にスリットを抜けてからの1マークや直線で力を発揮します。こちらは出足とは逆でダッシュの艇に必要な足となり、スロー3艇ダッシュ3艇の形だと4〜6コースになります。1マークのパイロンから遠い位置からレースを始める4〜6コースの艇は、内側の艇をまくるためにスリットを抜ける際にインコースの艇より前に出ていく必要があります。スタートを見たことがある方はわかると思いますが、ダッシュの艇はできるだけ後ろまで艇を引っ張ってスタートすることが多いですよね?あれは伸び足を発揮するために十分な助走距離と加速時間を確保する為で、内側の艇よりスピードが乗った状態でスリットに侵入して、インコースをまくるためにそういった行動をとっています。仮に同じスピードでスリットを通過した場合には当然内側にいる艇が有利になりますので、ダッシュの選手の伸び足が悪い場合はまくり勝負にはならない、といった予想をしながら足の確認をしていきます。
行き足
行き足は中間速のことを言い、出足と伸び足の間になります。この行き足が悪い場合、出足が良くてもそこから最高速に乗るまでに時間がかかってしまうということになります。逆に行き足がいい場合は、多少出足が悪い場合でもそこから最高速になるまでの時間が短くなり、伸び足をしっかり生かすことができます。実際に足を確認する際にはスタート時の進入の深さや進入コースを考えて、出足・行き足・伸び足のどこが重要か?を考えた上でそれぞれの足の仕上がり具合を見ていくように心がけましょう。
回り足
回り足はどのコースでも重要になります。ターンマークを回る際に、艇が暴れずにスムーズにターンすることができているか?艇が流れずにしっかり波に掛かっているか?を確認して行きます。競艇において、順位の逆転が起きるのは直線よりもターン時の方が圧倒的に多く、ターン時の掛かりが悪いと艇が外に流れてしまうので他の艇に内側を差されやすくなってしまうのです。また、2番手以降を走っている場合には先頭の選手の起こした波の上を走ることがありますが、その際に掛かりが甘いと艇が跳ねてしまうことがあります。一瞬の遅れで順位が逆転してしまうことがある競技において、艇が跳ねることは命取りになります。なので、どのコースであっても回り足は必ずチェックしておきましょう。
チルト角度
最後にチルト角度について少し解説します。チルト角度とは艇にモーターを取り付ける角度のことをいうのですが、このチルト角度は選手が自由に調整することができます。調整は0.5度ずつの計8段階で、ー0.5〜3.0度まで調整が可能です。(競艇場により最大のチルト角度が決められているところもあります)チルト角度が大きくすることをチルトを跳ねるといって、チルトをはねるとトップスピードが上がり伸びが良くなります。その代わり、出足が弱くなってピット離れが悪くなったりターンがしにくくなるデメリットがあり、基本的にダッシュの艇がまくりに行きたい時のセッティングになります。逆にチルト角度が下がっている場合は伸びは足りないが出足が良くなりターンがしやすくなります。大体の選手はー0.5か0度に調整することが多く、もしチルトを跳ねている選手がいたらまくりを狙っている場合が多いので注目して見ても良いかもしれません。
”競艇場の予想画像、足の評価”
”スタートから1マークまでの足の範囲”
レース時の環境による影響について
次に環境によってレースにどのような影響があるのかについて少し書いて行こうかと思います。ここでは天候や風速、潮の満ち引きや波の高さ、さらに時間帯での影響や予想への織り込み方について解説します。
風と波
競艇は風の影響を受けやすい競技です。風を確認するときは風向きと風速を確認します。まず基本的なところでは追い風か向かい風かを確認します。まずは追い風の場合はスロースタートのイン有利、向かい風の場合はダッシュスタートのアウト有利と覚えておきましょう。追い風の場合は助走が短いスロースタートの艇もスピードが乗りやすく、ダッシュの艇のメリットが薄くなります。逆に、向かい風の時は風の抵抗によりスピードが出にくくなるのでダッシュの艇が有利になるということですね。まずはこの2点をしっかり予想に組み込むように練習して見ましょう。また波の高さも重要な要素になります。波が高いと艇が跳ねやすくなります。特に先程ご紹介したような掛かりが悪い艇や体重の軽い女子選手などは影響を受けやすくなるので要注意です。また、競艇場によって防風林や防風ネットの作りが違ったり水面の広さが異なってきますので波が立ちやすい競艇場や波が立ちにくい競艇場もあります。なので競艇場ごとの特徴も調べておくと良いでしょう。
天候
天候についても少し気にしておきましょう。よく雨の日は荒れやすいと言いますが、晴れの時と雨が降っている時では選手によって勝率が大きく変わる場合があります。雨の時は大時計が見えにくくなりスタートが慎重になる選手がいたり、ターンマークが見えにくくなり大きく外れたターンをしてしまったりする選手がいます。天候別の連対率に大きく差がある選手は事前にピックアップしておくのも穴を狙いたい時やレースを絞りたい時に有効です。
季節、時間帯
最後におまけ程度ですが季節と時間帯もレースに影響することがあるので覚えておきましょう。季節というのは大まかに分けて夏と冬になります。これは季節というより気温に関係しているのですが、気温次第でモーターの出足の良し悪しに影響してきます。一般的には気温が低ければ出足が良くなり気温が高ければ出足が悪くなるといわれています。この条件は全選手共通のものなので、気温次第で買う選手・買わない選手を判断するものではなく出足に影響しやすいということで気温の低い冬はインコースが有利になり気温の高い夏はアウトコースが有利になりやすいということは頭に入れておきましょう。また、時間帯については朝・昼のレースと夜開催のナイターレースで考えます。有名な選手で言うと毒島誠選手はナイターキングなんて呼ばれているようにナイターに特に強い選手もいます。逆に、女子選手の日高逸子選手は自身のコメントで夜は時計やターンマークが見えづらくなってきて苦手だとおっしゃっていました。こういった要素も予想に組み込むことで精度を上げたり舟券の購入点数を減らしたりできる場合がありますので調べてみるといいでしょう。
選手の能力や特徴について
次にとても重要な選手の情報について何を見ていくかを解説して行きます。選手にも得意不得意があり、単純な勝率だけを見て予想を当てることはとても難しいです。それでは勝率以外にどのような情報を調べていく必要があ流の課を解説して行きたいと思います。
階級と勝率
まず初めに目に止まるのはその選手の階級と勝率ですね。階級はA1・A2・B1・B2の4つに分かれていてA1が最も上の階級になります。この階級は期が変わる際の全国勝率によって振り分けらます。この階級や勝率が高い選手は当然強い選手ということになります。また、勝率には全ての競艇場での勝率を表す全国勝率と各競艇場での勝率を表す当地勝率の2つがあります。それぞれの競艇選手には地元・準地元があり斡旋がないときにはそれらの競艇場で練習していたりするので、水面の性質をよくわかっていたり乗り慣れているので勝率が高くなる傾向になります。普段練習しているので、先程ご紹介した風や波、天候などの条件もいろいろなパターンを経験しやすく変化に対応しやすくなるので全国勝率だけではなく当地勝率も重要になってきます。また、階級によって出走できるレースに違いが出てきます。階級が高い選手はグレードの高いレースに出走することが多くなり、強い選手が集まったレースで高い勝率を残している選手は特に強い選手となります。逆に、一般戦を多く走っている選手はたとえ勝率が高くても格下の相手とレースをして競走得点を稼いでいる可能性があるので、単純に勝率だけを見るのではなく普段どのようなレースを走っているかもし調べることが重要になってきます。
スタート力とスタート事故の有無
次に見るべきポイントは各選手のスタート力です。スタート力を確認するには、平均スタートタイム・平均スタート順・節間スタートタイムを確認して行きます。平均スタートタイムは、その選手がどのくらいの時間でスタートを決めているかの平均時間を示したもので、0.0に近づくほど早いスタートを決めているということになります。平均スタート順は、各レースで6人中何番目にスタートしたかの平均順位を示したものになります。一見するとスタートタイムだけで良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、スタート順位もとても重要なものになります。一部の選手は、スタート力があり0.1秒代のスタートを決められる腕があっても、無理にトップスタートを狙わずに周りの選手にスタートを合わせる選手がいます。プロ選手としてフライングは競艇場やお客さんに迷惑をかける行為だという認識で無理にスタートで攻めないという意識があるようです。そういった見方でデータを調べていくと、平均スタートタイムはそこまで速くないのに平均スタート順位はいい選手が見つかります。そういった選手は他の選手にスタートを合わせる技術もあるので、イン逃げの軸にしたり外の艇をブロックする壁の役割を果たしてくれますのでチェックして見ましょう。また、それらの数字と同じように重要な要素として、F(フライング)とL(出遅れ)の有無があります。これらはスタート事故と言いますが、スタート事故を持っている選手は慎重なスタートをせざるを得なくなります。このスタート事故は回数によってペナルティの重みが変わってきます。ペナルティの消化まで事故情報は出走表で確認できますが、気をつけなければならないのが期が変わる際に事故情報の表示も消えてしまいます。しかし、スタート事故の事実がなくなるわけではなく表示されていないだけで未消化のスタート事故がある状態を隠れFといい、出走表を見ただけでは見逃してしまう可能性があるので期の変わり目には注意しましょう。
1回目:30日間の斡旋停止
2回目:60日間の斡旋停止
3回目:90日間の斡旋停止
4回目:180日間の斡旋停止
上記のように、スタート事故を遅してしまった際にはとても重いペナルティが与えられます。競艇選手はレースに出なければ収入がなくなってしまいますし、長期間斡旋がないと階級も下がってしまうのでA1の選手がB2まで落ちてしまい一般戦からやり直すことも稀にあります。そのため、スタート事故を持っている選手はこれ以上重いペナルティを受けないためにいつも以上にスタートに気を使うようになってしまう場合が多いのです。
得意コース
次に確認して行きたいのが各選手の得意なコース・不得意なコースです。ほとんどの選手には得意なコースや不得意なコースがあり、それが勝率に顕著にあらわれている選手もいます。また、極端な得意なコースでしか走りたくない!といって必ず自分の好きなコースを取りにいく選手もいます。俗にいう「イン屋」「アウト屋」といい、1号艇でも6コースに行ったり6号艇でも1コースを取りに行ったりする選手もいます。そういった極端な選手を調べたい場合は、枠番別進入コースを調べると何号艇の時に何コースから走る確率は〇%と数字を確認できますが、ほとんどの場合はスタート展示から動いてくるのでそちらをしっかり確認しておけば大丈夫です。それよりも各コースごとの成績から得意コースを確認しておくことが重要で、コース別の勝率と連対率は必ず確認しておきましょう。
決まり手
決まり手も重要な要素になります。得意・不得意コースと合わせて調べるのがおすすめです。確認すべき項目は主に逃げ率・逃し率・まくり率・まくられ率・差し率・差され率・まくり差し率になります。これらは各コースによって見ていく項目が変わってきます。この決まり手は、それぞれの選手が当該レースで走るコースと同じコースから走った過去のレースで、どのような選択をしたか?どのような成績を収めたかを確認することができます。この決まり手を見ていくと、1号艇は逃げることができるか?2号艇の選手は差しに構えるのか?それともまくりにいくのか?おおよその予想がつきやすくなり展開を予想する上で非常に役に立つ情報になっています。各コースそれぞれの数字を見てどのように予想を行うかは、後ほど舟券の組み立て方を解説しますのでそちらを見てもらえれば幸いです。
節間成績
最後に各選手の節間成績についてです。この節間成績というのは調子の良し悪しを確認するために使用します。基本的には、ここまでご紹介してきた予想のための要素を調べる時間がない時などは、各選手の勝率・展示航走・節間成績のみを確認して舟券を買う人もいますね。節間成績は、予想の要素として組み込むというよりも機力や選手の調子を一覧で見ることができる結果形のものなので、節間成績がいいからといって過信は禁物です。成績のみを確認すると1-3-3-2-4のように比較的いい成績が続いていても、有利なメンバー構成でのレースや展開に恵まれたレースであった可能性もあるので、そのレースの内容を確認するともに相対的な成績よりも当日、その選手を確認して良し悪しを判断することをおすすめします。ただし、もし総合的に甲乙つけがたい選手が2人いた場合などはその節調子の良い選手を買ってみるというのは良いのではないかと思います。
具体的な舟券の組み方
最後に、予想をする際のレース全体の確認方法について解説したいと思います。これまで解説してきた個別の予想要素をどのように見ていくか、それらのデータを踏まえて具体的にどのような予想をしていくのか、またどのような舟券の組み方をしていくのかを解説して行きます。舟券の種類には単勝・複勝・2連単・2連複・拡連複・3連単・3連複があります。今回は3連単のフォーメーション投票という買い方で解説をして行きたいと思います。
着外になりそうな選手を探す
まずは出走表を見て行きましょう。今回はボートレース大村さんの公式HPで確認できる出走表を使用しながら説明して行きます。
①階級・・・1号艇と5号艇にA1の選手、2号艇にA2の選手がいて残りの3人はB1の選手です。
②勝率・・・全国勝率は5>1>2>3>4>6の順で高くなっていますが当地勝率は1>5>2>3>6で4号艇の選手は今節この競艇場では走っていないようです。
③節間成績・・・1号艇の選手と5号艇の選手が各コースから1着を取っています。2・3・4号艇の選手はそれぞれのコースから1着は取ってないですが成績は悪くないですね。
④スタート事故・・・4・6号艇の選手がそれぞれ1回フライングを持っています。
⑤平均スタートタイム・・1・2・5号艇のスタートが早く、4・6号艇のスタートが遅いです。
スタート展示と周回展示の情報です。枠なり3対3の一般的な進入となっています。ここでまず最初に注目しておきたいのが1号艇のスタートです。舟券を組み立てる時には順番があり、まずは1号艇が逃げられるかどうか?から予想をしていくのがおすすめです。このレースでは、1号艇の選手の平均スタートタイムが早くスタート展示でももっとも良いスタートを決めています。また、1周タイムや回り足もよくここまでの情報では1号艇が逃げる可能性が高いかと考えられます。
さらに詳細のデータを調べて見ましょう。各選手のコース別3連対率と平均スタート順位を調べてみます。このデータを見ると、1号艇の選手の過去成績は1着率81%となっておりかなりの好成績となっています。さらに、過去の出走レースを調べてみるとG3でも2回走っていますがどちらも1着を取っており平均スタート順位も6人の中で1番良く1号艇のイン逃げは信用しても良さそうに思います。その他の選手を見ていくと、4号艇と6号艇の選手が平均スタート順が悪く3連対率も極端に低くなっています。他の選手と比較した時に4号艇は展開次第、6号艇は舟券から外して買うのが良いと判断できます。
展開予想
次に、レース展開の予想をして行きます。これまでのデータから1号艇のイン逃げを買う、6号艇を舟券から外すという判断をしましたが、残り4艇の中からどのように舟券を組み立てるかを解説して行きます。
こちらが直近の2号艇から5号艇までの決まり手一覧になります。このデータから判断できることは、
2号艇・・・直まくりいかず差しに構える可能性が高い
3号艇・・・スタート次第で差し・まくり・まくり差しどれも可能性がある
4号艇・・・スタートが決まればまくりにいく可能性が高い、3号艇のスタートが遅れればまくり差しも
5号艇・・・差しを選択する可能性が高く、4号艇が遅れた場合はまくり差しも
ざっと見ていくとこのような判断になります。この場合、2号艇の直まくりの選択率や1号艇と2号艇のスタート力を考えると直まくりに行く可能性が低く差しに構える予想になります。また2号艇と3号艇のスタート力を考えると3号艇のまくりも難しくなります。それでは4号艇はどうかというと、この中で最もスタートが遅く2号艇や3号艇が壁になりこちらもまくって行くことは難しそうです。この場合、多くの場合は1-2や1-3で決着する可能性が高くなります。残るは5号艇の選手の差し・まくり差しが決まる可能性を考えます。同じダッシュ勢の内にスタートの遅い選手がいる場合、絶好のまくり差しチャンスになります。5号艇の選手はスタートも早く全国勝率を見ると6選手の中で最も高い勝率になっています。4号艇の選手がスタートを決めた場合は差し、スタートで遅れた場合はまくり差しに行くことを仮定して1マークでの展開を予想します。
まず4号艇がスタートで遅れた場合の展開を予想します。その場合のスリット予想は上の図のように中凹み状態になります。この時、4号艇の外にいる艇はスペースが開く分攻めやすくなり、まくりもしくはまくり差しを狙いやすくなります。スリットを抜けた後の体勢は下の図のようになります。
この展開での1マーク予想の図もご覧ください。
この展開になった時に各選手が選択するであろう攻め方を予想するとこのような形で1マークを回ると予想できます。5号艇は4号艇が遅れてスペースが空いた分角度をつけて責めることができるようになります。内側の艇のスタート次第でまくりに行くこともできますし、鋭角に切り込むことができる分1号艇の外に行く3号艇の内側を差しに行くこともできます。1号艇が2号艇や3号艇にまくられる確率が低いので、まくりに行くと大外を回す必要があり差しに行くと1号艇と2号艇の内側の差し場が空きにくいことを考えまくり差しに行く確率が高いです。
(本線)1-25-2345 合計6点
(抑え)25-1-2345 合計6点
次に、4号艇がスタートで遅れなかった場合の展開を予想してみます。
4号艇が遅れなかった場合、スリットは比較的揃った形になると予想します。スリットを抜けた後、行き足・伸び足が良い選手がいない場合はスリットの形で進んでいき1マークに進入して行きます。
その場合の1マークは下の図のような体勢になると予想します。
ここで最初の予想と変わってくるのはやはり5号艇の攻め方になってきます。4号艇のスタートが遅れない場合、5号艇がまくりに行こうとすると4艇の外を回って行く必要がありよほど機力が良いかスタートで差がつかない限りは上位に切り込むことは難しいです。それではどうするかというと3号艇に追走気味に回るであろう4号艇の内側を差しに行く必要があります。その場合、最短距離を走ることができ差し場が空かない4号艇、外を回す3号艇と6号艇よりも有利にレースを進めることができます。
(本線)1-235-235 合計6点
(抑え)2-1-35 合計2点
それでは結果を見て見ましょう。スリットは1号艇・2号艇・5号艇が前に出ていて4号艇が遅れています。
そのまま5号艇が4号艇をまくる形で攻めて行き3号艇もまくられてしまいました。2号艇は1号艇がトップスターを決めたため直まくりはできず差しに構えます。
1号艇はイン逃げを成功させ、2号艇は最内を差しに行きます。5号艇は3号艇までまくることに成功したため3号艇が回ると予想していた進路を回り、逆に3号艇がまくられたため最内を差しています。遅れた4号艇は進路が無くなり遅れて差しに周り、攻めた5号艇の外にいた6号艇は5号艇の後ろをついて行きく形になっています。予想していた展開でいうと1マークの進入の形は②の3号艇と5号艇が入れ替わるような形になりました。
結果は下の通り1-5-2です。トップスタートを決めた1号艇が逃げ切り、続いて5号艇・2号艇の決着となり舟券から切っていた6号艇は6着でした。まくられた4号艇も5着となりセオリー通りのレース展開となりましたね。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は1レースだけの解説でまだまだお伝えしきれていないことがたくさんありますが、まずはレース展開の予想しやすいレースを探してみながら予想の練習をしていくことがおすすめです。解説させていただいた予想をして行くために必要な情報を調べつつ、選手や競艇場の特徴を覚えて行きながら舟券収支プラスを目指して頑張って行きましょう!
今回の記事が皆様の舟券予想の参考になればと思いますが、
・自分自身の予想に自信がない。
・全く当たらない。
・運がない。
・予想するのがめんどくさい。
・効率的に競艇で稼ぎたい。
といった方々も多いと思います。
そのような方はシッカリとした的中率や回収率のある競艇予想サイトを利用するのも一つの手だと思います。
但し注意しなければならないのは悪意ある競艇予想サイトや競艇予想アプリも複数存在しているということです。
そのような詐欺サイトに引っかからないための記事もございますので是非お読みください。
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競艇場名 | 水質 | 風の強さ | 各競艇場の主な特徴 |
桐生 | 淡水 | 普通 | 冬~春は「赤城おろし」が吹き水面が荒れやすい 夏場は穏やかな水面でまくりが決まりやすい。 |
戸田 | 淡水 | 弱い | 水面は年中を通して穏やかだが、コース形式上3コースやカドが有利1号艇の一着率は全国でワーストの所謂「まくり水面」 |
江戸川 | 汽水 | 強い | 強い河口付近に設営されているため全国屈指の難水面。 干満差や風の影響も受けやすく玄人向け |
平和島 | 海水 | 強い | スタンドと1マークまでの幅が狭く1号艇の1着率は最低クラスに低い潮の満ち引きや強いビル風が吹くなど荒れ要素 |
多摩川 | 淡水 | 普通 | 「日本一の静水面」といわれており非常に穏やかな水面。 どの艇が勝ってもおかしくないデータになっており時折高配当も |
浜名湖 | 汽水 | 強い | 全国最大級の水面面積。季節によって風向きが激しく変化する特徴。買い方には工夫は必要で配当は全国的にみても平均辺り。 |
蒲郡 | 汽水 | 普通 | 1マークのバック側が全国一番広く、豪快なターンや展開が見もの。クセは少ないため実力差は強く出る傾向で、配当は平均的。 |
常滑 | 海水 | 強い | 向かい風方向から強い風が吹くことが多く、フライング率が高い。2マークでの逆転も多々あり、中穴配当も出やすい印象 |
津 | 汽水 | 強い | 水面自体は特徴がなく走りやすい形状だが、夏場は季節風、冬場は鈴鹿山脈からの吹き下ろしと強風時には超高配当も。 |
三国 | 淡水 | 強い | 一年を通してスタート地点に強めの追い風が吹く。 そのため、インが主導権を握る傾向が強いが配当は平均的。 |
びわこ | 淡水 | 普通 | 標高が高く気圧が低い影響でダッシュ勢の活躍が目立つ。春~夏は沖から強い風が吹くこともあり、荒れる要素に。住之江淡水弱い |
住之江 | 淡水 | 弱い | 基本はイン有利の水面だが、2マーク付近では強烈な波が発生することが有り、ここでの逆転もしばしば。 |
尼崎 | 淡水 | 普通 | 多摩川と並んで非常に穏やかな静水面。 追い風が吹きやすいこともありイン有利な傾向で堅い決着が多い |
児島 | 海水 | 普通 | 干満差の影響を大きく受けるコースで、満潮時にはイン有利、干潮時にはまくりが決まりやすい傾向。椛島アナの実況が熱い |
丸亀 | 海水 | 強い | 年中風が吹きやすい競艇場、向かい風時にはセンター勢が好成績! |
宮島 | 海水 | 普通 | 干満差が激しく、スタートの難所と言われるほど。走りなれた選手が結果を残す事が多く、当地勝率には注目。徳山海水普通 |
徳山 | 海水 | 普通 | 1号艇の一着率が非常に高く、インコース全体の入着率も高いため固い決着が多い。その分買い方の難易度は高め |
下関 | 海水 | 普通 | 基本的にはインが有利な水面。 しかし横風が強く吹く事が多々あり、高配当が飛び出る場面も。 |
鳴門 | 海水 | 普通 | 防波堤の影響で潮の流れは穏やか。どのコースからも勝負になり、豪快なまくりが決まる場面も多々 |
若松 | 海水 | 強い | 干満差は少ないが、多方面から強い風が吹くことが多いため2マークでの逆転がよく起こり、中穴配当がよく飛び出す印象。 |
芦屋 | 淡水 | 強い | 風も追い風方向に吹くことが多く、水面も穏やかで全国屈指のイン勝率を誇る。インの信頼度が高い為、人気の選手が飛ぶと思わぬ高配当も。 |
福岡 | 汽水 | 強い | 1マークに発生するうねりの影響が顕著に現れ、ダッシュの助走距離も短いコースのため捲り型の選手に厳しい水面で差しの上手な選手が狙い目。 |
唐津 | 淡水 | 強い | 風が強く吹くことが多い競艇場で、風向きも変わりやすく午前と午後とで別物になることもしばしば。中穴配当が出やすい印象。大村海水普通 |
大村 | 海水 | 普通 | インの勝率が全国で1番といっていいほど高く、堅い決着になりやすい。 番組の構成で荒れる要素は含むが、基本はイン信頼。 |